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あす最強後楽園ミリオンマッチ、出場8選手計量パス

2015年11月1日 15時07分

 あす2日後楽園ホールで行われる日本タイトル挑戦権獲得・賞金争奪戦「最強後楽園ミリオンマッチ」の前日計量が1日、日本ボクシングコミッションで行われ、4階級に出場する8選手がそろってリミットをクリアした。勝者はいずれも日本タイトルへの挑戦権を得る。

左がフライ級の阪下(左)と黒田、右がバンタム級の益田(左)と坂本

◇対戦カード
フライ級 黒田雅之(川崎新田=50.8キロ)-阪下優友(角海老宝石=50.8キロ)
バンタム級 坂本英生(フジタ=53.5キロ)-益田健太郎(新日本木村=53.4キロ)
ライト級 杉崎由夜(角海老宝石=61.2キロ)-荒川仁人(ワタナベ=61.2キロ)
ウェルター級 渡部あきのり(野口=66.6キロ)-有川稔男(川島=66.5キロ)

ライト級の杉崎(左)とベテラン荒川、右が有川(左)と渡部

 ライト級で杉崎と対戦する荒川はかつて日本、東洋太平洋タイトルを保持し、アメリカでWBC暫定王座戦や挑戦者決定戦を争った実力者。ここ2戦は加藤善孝(角海老宝石)、内藤律樹(E&Jカシアス)に連敗しているが、このまま沈むつもりは毛頭ない。「自分は勝つしかない。結果を求めて戦うだけ」と勝利への執念を示した上で「成長した姿を見せたい」と再び上昇する意気込みだ。

 ウェルター級の渡部は、かつて15連続KO勝利の日本タイ記録を作り、東洋太平洋、日本タイトルを保持したが「気が付けばベテラン」と苦笑いしたように、37戦のキャリアは出場選手の中で最多だ。前回のノンタイル戦で減量に失敗し、日本ランキングが保留扱いになっている渡部だが、今回はきっちり作ってきた。「勝つときも派手、負けるときも派手なのが自分。どうなるかわからないけど、キャリアのあるところを見せて面白い試合をしたい」とコメント。初のタイトルアタックを目指す強打の有川との試合に向け、気持ちを高めていた。

 フライ級は元日本L・フライ級王者で世界挑戦経験もある黒田が、2度目の日本王座挑戦を狙う阪下と対戦する。バンタム級は前日本王者の益田が、まだタイトルマッチ経験のない坂本を迎える。

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