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サーシャ母国で勝利するも…相手がリング禍に

2009年12月26日 13時33分

 母国ロシアに帰国、世界挑戦のチャンスをうかがっていたといわれる前OPBFバンタム級王者アレクサンドル・バクティン(日本のリング名サーシャ・バクティン)が25日(現地時間)モスクワのリングに登場。ノシル・ルジマトフ(ウズベキスタン)に格の違いを見せて快勝したが、ルジマトフが危篤状態に陥る事態が発生。安否が気遣われている。
 現地からのニュースでは9ラウンドが終了し、自軍コーナーに戻ったルジマトフがイスに座ったまま意識を失い、会場から救急車で病院へ搬送された。(記録サイトでは試合は8回戦で予定されていた)
 試合はプロ選手として初めて故郷のリングに上がったサーシャがスピードとフットワークを駆使し、右アッパーを巧打して進行。21歳のウズベク人は重大なダメージを被った。6勝4敗のルジマトフはWBCバンタム級3位サーシャ(24勝11KO無敗)の相手には役不足だったとの声もある。

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