原田協会長が勇退 後継は大橋氏 日本プロボクシング協会
2009年12月23日 23時14分
2009年12月23日 15時19分
来年3月13日ラスベガスMGMグランドでの挙行が濃厚となっているメガファイト、マニー・パッキアオ-フロイド・メイウェザー戦に横槍が入った。22日(現地時間)、今回メイウェザーをサポートするゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)が声明を発表。それによると、パッキアオはUSADA(合衆国ドーピング反対機関)が義務付けているオリンピック・スタイルの血液と尿の検査を拒否。スポーツマンシップに反する行為だと非難している。
GBPのリチャード・シェーファー最高経営責任者は「メイウェザー陣営は驚きを隠せない。パッキアオのようなエリート・アーティストがドラッグテストを拒否するとは・・・。フロイドはすでに検査に同意したし、ランス・アームストロング(自転車)、マイケル・フェルプス(水泳)、コビー・ブライアント(バスケット)といったトップアーティストも行っていることだから理解に苦しむ」と声明文で述べている。
オリンピック・スタイルの検査とは試合前後に選手の血液と尿のサンプルを採り、違反物質が含まれていないか調べるもの。通常、プロボクシングの試合では試合後の尿検査のみが実施される。
パッキアオがなぜ検査を拒否したかは彼本人からもプロモーターのトップランク社からも、まだ回答がない。このニュースを聞いたメイウェザーは「私はテストに合意しているから、彼の行為は残念なこと。マニーが心変わりしてくれるのを望む」とコメントしている。
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