20歳のWBO世界ミニマム級チャンピオン田中恒成（畑中＝写真）が12月31日、愛知県立体育館で同級4位ビック・サルダール（フィリピン）を迎えて初防衛戦を行うことが決まった。畑中ジムが10日、試合を中継するCBC本社で記者会見を開き発表した。

　昨年プロデビューしたばかりの田中は今年5月、フリアン・イェドラス（メキシコ）との王座決定戦を制して、史上最速となるデビュー5戦目で世界チャンピオンになった。対戦相手のサルダールは11勝9KO1敗の25歳。9月の試合でWBOアジアパシフィック・ミニマム級王座を獲得している。今回が初の世界タイトル挑戦だ。

　試合の模様は5月の戴冠戦に続きTBS系列でCBCが中継する。同日TBSはエディオンアリーナ大阪（大阪府立体育会館）で挙行されるWBA世界フライ級チャンピオン、井岡一翔（井岡）の防衛戦を中継する。