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IBF世界ミニマム級王者、高山勝成(32=仲里)は24日、大阪市大正区の仲里ジムで、3度目の防衛戦を12月31日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で同級8位ホセ・アルグメド(26=メキシコ)と行うと発表した。同日はWBA世界フライ級王者、井岡一翔(26=井岡)vs前同級王者ファン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)戦があり、ダブル世界タイトルマッチとなる。これで、今年の大みそかは、大阪、東京、名古屋で世界戦が計5試合開催されることになった。
高山はWBO世界ミニマム級王者、田中恒成(畑中)との統一王座戦を望んでいた。しかし、田中の防衛戦が同じ31日に名古屋で開催されることが発表され、以前からIBFに指名試合の指令を受けていることから、現在ランキングは下位になっているが、対戦命令時の最上位だったアルグメドと戦うことになった。アルグメドの戦績は15勝9KO3敗1分でメキシコのL・フライ級王座を獲得経験がある。1年ぶりの試合で初の世界タイトル挑戦となる。
昨年の大みそかは悲願となる世界4団体目のベルトを獲得。「2年連続で大みそかに戦えるのは、ボクサー人生で何度もないことで、思い切り暴れます」と高山。アルグメドのビデオは見たそうで、「すごく気持ちが強そうなファイター。打ち合いに巻き込まれず、出入りや左右の動きで、自分のボクシングをして最後はKOしたい」と語った。
今月いっぱいは東京でトレーナーのケビン山崎氏の指導を受けて、体力づくりと、体重調整に努めて、12月から近大などでスパーリング練習を行う予定。中出博啓マネージャーは「前後左右に動き、いろんな角度でパンチを打ちこませたい。その源の足腰を鍛えてもらっています」と話す。
高山は試合の日、特別の思いがこもった藤色のガウンでリングに上がるそうだ。ガウンは1988年から8年間で16連続タイトル防衛を果たしたIBF世界バンタム級王者、オーランド・カニザレス(米国)が使用したもので、高山の世界戦で解説者を務める元WBA世界S・フライ級王者、鬼塚勝也さんが譲ってくれたものだ。「カニザレスは練習生時代からあこがれていた名選手。カニザレスのようにペースを崩さず、ピンポイントで打ちこむボクシングをして、防衛します」と大事そうにガウンを身につけた。
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