指名挑戦者カサレスと引き分けてWBA・Sフライ級王座2度目の防衛に成功した名城信男(六島)が1日、大阪市内のジムで会見。「ドネアなどのビッグネームと戦ってみたい」と今後について希望を口にした。
前夜の激闘を物語る腫れた顔でチャンピオンが言った。「暫定王座をつくられたけれど、ドネアはビッグネーム。彼と戦うチャンスをつかみたい」。ノニト・ドネア(比)は名城の暫定王者ながら、アメリカで活躍する大物候補。その知名度、実力に敬意を払いつつ、名城は対戦を希望した。枝川孝会長も「やってくれるならぜひ。ドネアのプロモーターが来るならWBA総会にも行ってみたい」と乗り気。昨日の試合には2階級制覇を狙う坂田健史(協栄)の姿もあったが、名城側は海外の強豪、ビッグネームとの対戦を考えているようだ。