米国のビッグネームの一人、前S･ミドル級統一王者アンドレ・ウォード（写真）の次回出場が3月26日、地元カリフォルニア州オークランドのオラクル・アリーナにセットされた。30日、ESPNドットコムなどが伝えた。

　ウォード（28勝15KO無敗）はS･ミドル級王座返上後、11月21日ラスベガスで挙行されたミゲール・コットvsカネロ・アルバレスのカードで、アレクサンデル・ブランド（コロンビア）と対戦する予定だった。しかし右ヒザの負傷を理由に出場をキャンセル。今回、専属契約交わす有料テレビHBOとの折衝がまとまり、リング復帰の予定が立った。

　今のところ、ウォードの対戦相手は未定。本格的にL･ヘビー級に進出したウォードは統一チャンピオン、セルゲイ・コバレフ（ロシア）挑戦を目標にしており、HBOは16年秋の実現を希望。1月30日のコバレフvsジャン・パスカル（カナダ）と、3月のウォード戦の結果から交渉が進展することになりそうだ。