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リオ五輪予選代表 L級は成松大介、清水聡は補欠

2016年1月25日 18時02分

 リオ五輪アジア&オセアニア地区最終予選(3月・中国)に出場する日本代表の選考試合(非公式試合)が25日、東京北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で行われた。この日実施されたのは男子5階級で、L・フライ級柏崎刀翔(自体校)、バンタム級森坂嵐(東農大)、ライト級成松大介(自体校)、L・ウェルター級沖島輝(駒大)、ウェルター級佐藤龍士(自体校)がそれぞれ代表選手に選ばれた。

注目のライト級は成松(左)と清水がともに負傷

 注目のライト級は、ロンドン五輪銅メダリストの清水聡(ミキハウス)と全日本選手権V6の成松大介(自体校)が対戦。これが14年アジア大会以来の実戦となる清水に対し、自体校の後輩成松が積極的な攻撃でやや押し気味にみえた攻防は、2ラウンド終了直前に偶然のバッティングで両者が負傷(清水は前頭部、成松は右まぶた)。このため既定の3ラウンドを待たず、この回で終了となった。

 今回の選考会は判定を出さず、全試合後に一般社団法人日本ボクシング連盟の幹部による選考会議を経て代表選手が発表された。その結果、ライト級は成松が代表選手に選ばれ清水は補欠に回ることになった。もっとも日連によると、代表と補欠の差は「紙一重」(山根明会長)とのことで、これからアジア予選本番までに代表の調子が悪ければ補欠選手との入れ替えもありうるそうだ。清水も「(入れ替えについては)分からないが、モチベーションを下げずにやっていきたい」と語った。ライト級以外でも、バンタム級とL・ウェルター級は代表・補欠の両方が発表された。この日の結果を含め、決定したアジア予選代表メンバーは以下の通り。

接戦を演じたバンタム級の森坂(左)と中野

■男子
L・フライ級 柏崎刀翔(自体校)
フライ級 田中亮明(駒大)
バンタム級 森坂嵐(東農大)/補欠=中野幹士(東農大)
ライト級 成松大介(自体校)/補欠=清水聡(ミキハウス)
L・ウェルター級 沖島輝(駒大)/補欠=川内将嗣(自体校)
ウェルター級 佐藤龍士(自体校)
ミドル級 高橋諒(拓大・職)
■女子
フライ級 和田まどか(芦屋大)
ライト級 釘宮智子(奈良県連盟)
 
 なお日連はアジア予選のあと5月アゼルバイジャンで予定される世界予選の際も、あらためて代表選手選考会を開くと明言している。

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