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高橋竜也が判定勝ち、別府優樹は12連続KO勝ち

2016年1月25日 21時56分

 ヤマグチ土浦ジム主催の「ダイナミックヤングファイト」が25日、後楽園ホールで行われ、メインのバンタム級8回戦は、日本同級7位の高橋竜也(ヤマグチ土浦)が元ランカーの中川とん虎(角海老宝石)に3-0判定勝ちした。セミのウェルター級8回戦は、日本同級10位の別府優樹(久留米櫛間)がタイ人選手を2回TKO。デビューからの連続KO勝利記録を12に伸ばした。

中川に右を叩き込む高橋(右)

◇バンタム級8回戦
高橋竜也(ヤマグチ土浦)[3-0(78-76、78-74、80-72)]中川とん虎(角海老宝石)
 序盤は中川の先制攻撃で受け手に回った高橋だが、脚を使って左ジャブを刺しつつ、そして右ストレートの組み立てで挽回。左フックのダブル、トリプル打ちでしつこく迫る中川をはぐらかしながら、中盤以降はポイントをアピールした。ダウンシーンはなし。これで高橋は22勝16KO6敗4分、中川は13勝5KO8敗2分。

12連続KOの“九州のタイソン”別府

◇ウェルター級8回戦
別府優樹(久留米櫛間)[TKO2回34秒]レッカー・オータナキット(タイ)
“九州のタイソン”別府が計4度倒して勝利。KO狙いで力んだが、初回終盤に右クロスでまず倒すと、終了間際にもレッカーがグローブをキャンバスにタッチ。さらに別府は2回早々に左フックからの攻勢で3度目、ここも立ち上がったレッカーをダウンさせてストップした。

◇フライ級8回戦
守屋和明(石川ジム立川)[3-0(79-72×2、78-72)]桜井康弘(レパード玉熊)
 サウスポー対決。初回に左ストレートでふらつかせるなどした守屋がその後も優勢に進めた。7回は左ストレートで桜井からダウンを奪い、この回レスリング行為で逆に減点1も喫したが、大勢に影響はなし。守屋は13勝2KO7敗。敗れた桜井は7勝21敗。

◇S・ライト級6回戦
児波勇樹(久留米櫛間)[KO2回1分38秒]ペットマハーラート・イミネントエアー(タイ)
 昨年10月にB級デビューした元アマ国体3位の児波がプロ2戦目。2回にサウスポーからのボディー打ちでダウンを奪い、10カウントを聞かせた。

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