右拳の威力に自信 上海で快勝の村田諒太語る
2016年2月1日 10時13分
2016年1月31日 18時16分
世界L・ヘビー級3団体統一王者のセルゲイ・コバレフ(ロシア=写真)が30日(日本時間31日)、カナダ・モントリオールのベルセンターで元世界王者ジャン・パスカル(ハイチ=カナダ)に7回終了TKO勝ち。昨年3月に続くリマッチでパスカルを返り討ちにした。
試合はスタートから動いた。コバレフが初回に左を決めてパスカルが倒れ、これはスリップの判定だったが、コバレフの優勢は明らか。パンチの手数でも正確性でもパスカルを上回り、5回あたりになると試合はワンサイドの様相。たっぷり痛めつけられたパスカル陣営は、7回終了のインターバルで棄権を申し出た。
この勝利により、ファンやメディアの関心は早くもコバレフ(29勝26KO1分)の次戦に集まった。選択肢の一つ、前WBA世界S・ミドル級王者アンドレ・ウォード(米=28勝15KO無敗)との対戦についてコバレフは「もし試合が決まればベリー・ハッピーだ」とコメント。リングサイドで試合を観戦したウォードは「ファンが望むのなら、それは実現されるべきだ」とことらも対戦を歓迎した。ウォードは3月26日、スリバン・バレラ(キューバ=17勝12KO無敗)とのL・ヘビー級戦が決まっている。
また、対抗チャンピオンであるWBC同級王者のアドニス・スティーブンソン(ハイチ=カナダ)がリングインして「オレが本物のチャンピオンだ!」とコバレフを挑発。コバレフはスティーブンソンを「チキン」呼ばわりした因縁があるだけに、やる気満々といった様子だが、現時点でコバレフはウォード戦に向かって動いている模様だ。Photo/BoxingScene.com
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