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右拳の威力に自信 上海で快勝の村田諒太語る

2016年2月1日 10時13分

「今年は勝負の年、人生を懸けて頑張る。年末に世界(タイトル挑戦)をできればいい」。中国・上海でのプロ第9戦に豪快なKO勝利をマークしたWBC世界ミドル級5位の村田諒太(帝拳=写真)が、一夜明けた31日朝、市内のホテルであらためて試合を振り返り心境を語った。

 ガストン・アレハンドロ・ベガ(アルゼンチン)に右ストレートを決めて2度のダウンを奪い、2ラウンドKO勝ちした村田。「右が当たれば倒せる」と、一時を失いかけた右拳に対する自信を取り戻して満足そうだった。今年の初戦に快勝していいスタートを切れたことも大きい。

 今後について、「1戦1戦組んでくれる試合をこなして、いい結果を残していきたい」。試合前に本田明彦会長が明らかにした「年内に世界挑戦」に向けて、さらに強敵との対戦が予定されるが、「望むところ、強い選手とやらないと自分の価値も上がっていかない。世界チャンピオンになりたいし、そこしか見ていない」とコメントした。中国のファンの反応もよく、「すごく友好的で、声援してくれたのでよかった」。新しいマーケットとしての中国のリングに注目し、今後も自らの出番があるのでは期待している。

 村田は3月に渡米してスパー中心のトレーニングを計画。次戦は5月ごろになる見込みだという。

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