来週土曜日27日、米カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで挑戦者キコ・マルティネス（スペイン）を相手にフェザー級王座の防衛戦を行うレオ・サンタクルス（メキシコ＝米）が18日（日本時間19日）、メディア向けにトレーニングを行った。この試合はサンタクルスの持つWBAフェザー級スーパー王座とWBC同級ダイヤモンド・ベルトが争われる。

　この日サンタクルスは本拠地ロサンゼルスのジム「Who’s Next Boxing Academy」で練習を公開。メキシカン生バンドの5ビートのリズムに乗り、父ホセ・サンタクルスの指導のもとスパーリングを除く一連のメニューを披露。前回のアブネル・マレス（メキシコ＝米）戦で獲得した“スペシャルベルト”2つの防衛に意欲を示した。

「マルティネスはプレッシャーがきついストロング・ファイターで、試合中に後退する場面がない。それはこちらも望むところ。ファンが期待する激戦になる。それでも私は3ラウンドまでにノックアウトを狙って戦う」とサンタクルス。WBC世界S･バンタム級王座を獲得したビクトル・テラサス（メキシコ）の再現を予告した。

　また今後のライバルとして同日英国で予定されるS･バンタム級統一戦、カール・フランプトンvsスコット・クイッグ戦の勝者、WBC王者ゲーリー・ラッセルJr（米）、WBA”レギュラー“王者ヘスス・クエジャール（アルゼンチン）の名を挙げた。「できれば次は、この中の一人と対戦したい」と早くも次戦を見据えている。Photo/SHOWTIME