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丸田陽七太の第2戦決定、年内の標的はユース王座

2016年2月22日 21時41分

 森岡ジム(兵庫県川西市・森岡和則会長)は22日、昨年11月のデビュー戦で世界ランカーを破った日本S・バンタム級11位の丸田陽七太(18)の2戦目を3月20日、大阪府池田市五月山体育館で行うと発表した。同体育館での興行は先代の栄治会長時代以来15年ぶり。

左から関大北陽高出身の長澤、丸田、岩井

 丸田は20日、関大北陽高を卒業。3月からは岡山県赤磐市に本社がある建設資材処理会社「エスク岡山」の大阪支店営業部勤務が決まり、高校生からいよいよ社会人に。メインで組まれた54.5キロ6回戦の対戦相手はクルンシン・ガオラーンレックジム(タイ)。ノーランカー相手だけに「テクニックを発揮して、上下をしっかり打ち分けてKOで勝ちたい」と固い決意表明。「急いで世界を目指すより、ボクシングを楽しませたい」(森岡会長)とのことで、今年はWBC世界ユース王者を標的にする方針だ。

「アートオブボクシング」と銘打った今回の興行では、丸田とともに森岡ジムで練習した関大北陽高ボクシング部出身の53キロ・岩井尚斗(18)、S・フエザー級、長澤民生(18)の2人がデビュー戦で韓国人選手と戦う。また、三重県から世界を目指し入門したライト級、中村錬(22)も韓国人選手とデビュー戦。このほか森岡ジムの福山一磨、ロックハート・ブランドンがタイ人選手との6回戦、向井寛史(六島)-和氣年邦(M.T)のバンタム級8回戦などが組まれている。

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