和氣慎吾の標的フランプトン、リゴンドウ戦を回避か
2016年3月5日 16時05分
2016年3月5日 14時52分
第9回ボクシング・ルネサンスが3日(日本時間4日)、メキシコシティの日墨会館・大広間で行われた。在メキシコ日本大使館の山田彰大使をゲストに招き、500人の観客が集まった。
試合はいつもの通りアマ・プロ同時興行で、アマ3試合、プロ5試合が行われた。セミには、興国高、近大出身で、日本のリングでも活躍した岡山リョウが登場。メキシコ新人王戦ウエルター級準優勝の強打者マルティン・イスラスと対戦した。試合前に山田大使がリングに上がり、日墨の両雄に日本語とスペイン語の見事な同時通訳で激励をされ、両国国家を吹奏した後にゴングが鳴った。
1、2回は、長身のサウスポー岡山が単発ながらも長い左ストレート、左アッパーをヒットして互角の展開。マルティンは岡山のサウスポースタイルに戸惑いを見せる。しかし、3回からメキシカンが左右の強打を振ってプレッシャーを強めると、岡山はズルズルと後退してしまい、自コーナー付近で連打から左フックをヒットされダウン。ここは辛くもゴングに救われたが、4回にマルティンがラッシュに次ぐラッシュ。さらに2度のダウンを追加され、主審が試合を止めた。岡山のメキシコ初挑戦は4回1分56秒KO負けに終わった。
メインは、WBC世界フライ級20位のテクニシャン、マリオ・アンドラーデ(昨年6月に黒田雅之に判定勝ち)が8回戦で、若手のフェルナンド・クリエルと対戦。初回こそ互角の展開だったが、徐々にスピードと技術の差が顕著となり、3回にマリオのシャープなパンチでクリエルがダウン。そのままマリオのKO勝ちとなった。
全試合が白熱した内容で、満員の観客は、若い選手たちのパンチの交換に惜しみない拍手を送り、真剣勝負のボクシングの醍醐味を堪能して帰途に着いた。次回の「ボクシング・ルネサンス#10」は、6月10を予定。日本人選手で、本場で試合をしてみたい選手はいませんか?
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