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オルティスvsベルト再戦、モンティエルも登場

2016年3月18日 9時03分

 フロイド・メイウェザーと対戦した同士、ビクトル・オルティス(米=写真右)とアンドレ・ベルト(米=写真左)が4月30日、米ロサンゼルス近郊カーソンのスタブ・ハブ・センターで対戦する(12回戦)。2人は2011年、ベルトのWBC世界ウェルター級王座をかけて対戦。両者2度ずつキャンバスに這う激戦の末、オルティスが判定勝ちで新王者に就いた。17日(日本時間18日)主催のPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)からメディアに通達された。

 オルティス(31勝24KO5敗2分)はベルト戦の後メイウェザーに論議を呼んだもののKO負けで無冠に。その後ホセシート・ロペス、ルイス・コラッソに連続ストップ負けで低迷。途中、俳優業に転身し「ザ・エクスペンダブル3」、「サウスポー」と2本の映画に出演した。その後リングにカムバックし2連勝してベルト戦を迎える。「私はいつもベルトとのリマッチを希望していた。彼は私に敗れてから負けが込んだ。それは私がどうやった勝ちかを彼の相手たちに披露したからだった。私の敗北は不運が重なったから。もう一度トップステージに戻ってみせる。私は以前の“ビクトル”ではない」と29歳のサウスポーはコメント。

 ベルト(30勝23KO4敗)は昨年9月、メイウェザーの最終戦の相手に抜擢され、フルラウンド戦ったものの大差の判定負け。この試合が再起戦となる。「これはファンが待ち焦がれていたリマッチ。今、メンタル的にもフィジカル的にもスピリット的にも私はいい状態にある。私のキャリアがパーフェクトなら、それはつまらない。人生にアップ&ダウンがあるようにボクシング・キャリアも同じ。ドロ沼から這い上がり、私は新しいストーリーを切り開く」と32歳の元王者は抱負を語る。

 同じリングでは元軽量級3階級制覇のフェルナンド・モンティエル(メキシコ=54勝39KO5敗2分)が同国のホルヘ・ララ(27勝19KO2分無敗)と10回戦。モンティエル(36)は3月12日、同じく3階級制覇王者アブネル・マレス(メキシコ=米)と対戦予定だったが、メインのキース・サーマンvsショーン・ポーター戦がキャンセル(延期)されたため、試合が中止に。マレスがWBAフェザー級王者ヘスス・クエジャール(アルゼンチン)挑戦をきめたことに不満を表していたが、自身の次戦も意外に早く締結した。ララ(27)は昨年米国デビューも飾っている無敗の強敵だけに好試合が期待される。

 もうひとつの10回戦で、WBC・L・ヘビー級4位エドウィン・ロドリゲス(ドミニカ共和国=米、30)がホープ、トーマス・ウィリアムズJr(米=28)と対戦する。

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