アマ高校選抜あす決勝、フライ級は井上彪vs堤駿斗
2016年3月25日 18時29分
2016年3月25日 15時30分
AIBA(国際ボクシング協会)がプロ選手のオリンピック出場OKの方針を明らかにしたことに対して“プロ側”が反発を強めている。まずWBCはマウリシオ・スライマン会長(写真右)が声明を発表。「世界チャンピオンと各クラス15位までのランキングボクサーでオリンピックに出場した者は永久追放する」と強硬な態度を示した。
その中でスライマン氏は「フィジカル面で大きく勝り、テクニックも優れたプロフェッショナル選手が、総じて年齢的に若く、キャリアが浅いアマチュア選手と同じリングに立つことは想像できない」と主張。そして「ボクシングはゴール数を争うスコアの試合ではなくコンタクト・スポーツだ。安全面や健康面をよりシリアスに考慮しなければいけない」と強調している。
一方、英国では元WBA世界ヘビー級チャンピオンで1月にカムバックしたデビッド・ヘイが呉経国AIBA会長のプランを「クレージーで狂気の沙汰」と酷評した。「これはコンタクト・スポーツだ。考えてみてくれ。17歳のスウェーデンの少年が30歳のアメリカの世界チャンピオンと対戦する光景を。リング禍が起こるかもしれない。どうしてそれを許可できるんだ?」
WBCのアナウンスに続き、同じメキシコの重鎮の一人、殿堂入りトレーナー、ナチョ・ベリスタイン氏(写真左)も「アマチュアボクシングの本質を破壊する行為」とAIBAを非難する。プロ選手を指導する前、メキシコのオリンピックチームのヘッドコーチだった同氏だけに説得力がある。「これは完璧にナンセンスなこと。ジャッジたちはどうやってアマチュアとプロボクシングをいっしょに採点するのか。パンチの打ち込み方が全然違う」(ベリスタイン氏)
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