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井上尚弥“過去最高の自信” 八重樫東も公開スパー

2016年4月7日 21時05分

 5月8日に有明コロシアムでダブル世界戦に臨むWBO世界S・フライ級王者の井上尚弥とIBF世界L・フライ級王者の八重樫東が7日、所属する横浜市の大橋ジムでファンを招いての公開スパーリングを行った。

迫力満点のスパーを披露した井上(左)

 V2戦で指名挑戦者ダビド・カルモナ(メキシコ)を迎え撃つ井上は8ラウンドのスパーリングを披露した。この日のパートナーは2人の比国選手で、昨年4月に現日本バンタム級12位の上林巨人(竹原&畑山)にプロ初黒星を与えたジョバニ・エスカネル、12勝10KO無敗の新鋭、19歳のレイマート・ガバロ。いずれも実力者だったが、井上はハードなパンチを次々と打ち込み、時に足も使ってパートナーを圧倒した。

 スパーを終えた井上は「ちょっと疲れは残っているけど、しっかり動いて8ラウンドやり抜けた。今回はスパーリングでも手ごたえを感じているし、こんなに自信を持って試合に臨めるのは初めてだと思う」と自らの好調ぶりを強く実感している様子だ。

ベテランながら成長を続ける八重樫(左)

 ランク10位のマルティン・テクアペトラ(メキシコ)と初防衛戦で拳を交える八重樫のパートナーは日本フライ級王者で世界ランカーの粉川拓也(宮田)。キャリア豊富な粉川を相手に、時折激しく打ち合いながら濃密な5ラウンドという印象だった。

 前回の試合前から新たなフィジカルトレーニングを取り入れている八重樫は「やっていることは変わらないが、強度が上がってやりがいを感じている。試合に向けてはコンディションをベストに持って行けるようにしたい」と語り、こちらも調整は順調な様子。試合前は一人暮らしが恒例となっているが、週に1度は家族の待つ家に帰り英気を養っているとのことだ。

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