日本ウェルター級1位つくばのタイソンこと井上庸(ヤマグチ土浦)が7月9日、タイトル挑戦権を賭けて3位・加藤壮次郎(協栄)とぶつかる。
井上は現在日本1位で王者・中川大資(帝拳)への指名挑戦権を保持している。このまま中川挑戦も可能なのだが、敢えて3位加藤を迎えることになった。井上をマネージする岩本悟会長は「これまで井上が戦ってきた相手も力のある選手だったが、井上は難なくクリアしてきた。さらにランク上位を迎えてハイレベルなタイトル前哨戦にしたい。
もちろんこれに負けたらアウト。それだけに井上のモチベーションも上がっている。当然加藤選手も同じことだろう。リスクが高い? いまやお客さんの目も肥えてきて、タイトルマッチならなんでもいいというものではない。井上はこの試合をクリアして、より質の高い挑戦者としての実力をアピールしてタイトルに挑ませたい」と言う。井上は14勝10KO1敗。加藤は22勝11KO9敗2分。
この日は同ジムのトップボクサー、OPBFミニマム級王者の黒木健孝もノンタイトル戦に登場。調整試合となるがこちらもランク6位の大内淳雅(角海老宝石)とのマッチメイク。大内陣営は、黒木が前戦で金田淳一朗に大苦戦したこともあって、ノンタイトルとはいうものビッグチャンス到来とやる気満々。岩本会長は「こちらもそれなりのリスクはある。が、世界を狙うならこのくらいはいい内容でクリアしないと」。井上、黒木とも出稽古でスパー三昧の日々だ。
●チケットプレゼントこの試合のチケットをペアで10組にプレゼントします。ハガキに井上-加藤戦と住所・氏名・年齢・職業を明記して下記まで。
宛先/〒113-0023 東京都文京区向丘2-37-3-4F MACC出版Box-onチケットプレゼント係
応募多数の場合は抽選。当選発表は発送をもって代えさせていただきます。締め切りは7月1日必着