元法政大主将の佐藤矩彰、日本3位の細川に勝利
2016年4月13日 22時02分
2016年4月13日 17時06分
ビッグマッチが開催される米国ラスベガスは「キャピタル・オブ・ボクシング」(ボクシングの首都)と呼ばれるが、“第3の男”レフェリーにとってもそこで試合を裁くことは名誉につながる。このほどラスベガスのイベントを管轄するネバダ州アスレチック・コミッションはレフェリーの他地域からの新規採用に踏み切った。
名前を列挙すると、ベンジ・エステベス、ハーベイ・ドック(いずれもニューヨーク州)、ジャック・レイス(カリフォルニア州)は決定。そしてラウル・カイース(カリフォルニア州)、マイク・オルテガ(ニュージャージー州)、ルイス・パボン(プエルトリコ)は候補にノミネートされた。いずれも世界戦を舞台に活躍する著名レフェリーばかり。これまでネバダ州に“移籍”したレフェリー・審判には殿堂入りしているロバート・バード(カリフォルニアから移動)らがいる。
このうちベンジ・エステベス氏(61)は米ミルウォーキー出身で両親がプエルトリコ人。長く米国東部に居住し、ニューヨークやアトランティックシティの重要試合を裁いたベテラン。さっそく9日MGMグランドで挙行されたマニー・パッキャオvsティモシー・ブラッドリーⅢの前座カードを担当。NABFウェルター級戦など2試合を裁いた。
ESPNデポルテスによると「とても満足しています。表現する言葉がないほどです」と同氏は感激。そして同じプエルトリコ系で、ラスベガスで長年活躍した先輩ジョー・コルテス氏(12年に引退)と同じ道を歩めたのが誇りと語っている。
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