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あすダブルタイトルマッチ、竹中良と拳四朗がV1戦

2016年4月13日 16時22分

 後楽園ホールで14日ゴングとなる「ダイヤモンドグローブ/DANGAN158」の前日計量が13日、日本ボクシングコミッションで行われ、OPBFフェザー級王者の竹中良(三迫)、挑戦者14位の正野晃(アポロ)がともに57.0キロ、日本L・フライ級王者の拳四朗(BMB)が48.7キロ、挑戦者1位の角谷淳志(金沢)が48.8キロで明日の試合に進んだ。

王者の竹中(右)とタイトル初挑戦の正野

 昨年8月の王座決定戦でビンビン・ルフィーノ(フィリピン)に勝利し、2度目の挑戦で王座を獲得した竹中(13勝7KO3敗1分)はこれが初防衛戦。右拳を痛めた影響などで試合間隔が8ヵ月あいた。2ヵ月ほど前に拳が完治したという竹中は「久しぶりのリングで、防衛戦というよりは新しい出発だと思っている。自分でペースを作って、いけるときはいきます」と必勝を宣言した。

 挑戦者の正野(9勝5KO7敗2分)は昨年ランキング入りを果たし、35歳にしてこれがタイトル初挑戦。「チャンピオンはうまくて、強くて、アマチュアエリートという印象。明日は奇跡を起こします!」と明るく宣言して計量会場をあとにした。

世界をアピールしたい拳四朗(左)と挑戦者の角谷

 元日本ミドル級&OPBF・L・ヘビー級王者の寺地永会長を父に持ち、デビュー5連勝で迎えた昨年12月、堀川謙一(SFマキ)から日本王座を獲得した拳四朗(6勝3KO)はこれが初防衛戦。アマチュアでも国体を制するなど活躍した新鋭は「年内に世界挑戦できたら」と早期の世界挑戦をはっきりと意識しており、今回の試合も「KOで勝って強いところを見せたい」と圧勝を目標に掲げた。

 一方の角谷(17勝10KO4敗1分)は2012年に日本王座、13年にWBC世界L・フライ級王者アドリアン・エルナンデス(メキシコ)に挑戦して敗退。これが3度目のタイトル挑戦となる30歳は「3度目の正直という言葉がある。ラストチャンスだと思って獲りにいく」と背水の陣でベルトを奪い取るつもりだ。

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