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グスマンが2位決定戦快勝、和氣慎吾と王座決定戦か

2016年4月30日 17時44分

 米アトランティックシティのタジマハール・リゾト&カジノで29日(日本時間30日)行われたIBF・S・バンタム級2位決定戦は、ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国=IBF7位)がダニエル“バッドボーイ”ロサス(メキシコ=IBF14位)に8回終了TKO勝ち。王者カール・フランプトン(英)がWBA世界フェザー級“スーパー”王者レオ・サンタクルス(メキシコ=米)に挑戦することで返上が確実視されるベルトを1位の和氣慎吾(古口=写真)と争う可能性が高まった。

 ハードヒッターのグスマンが初回から3回までロサスを追い詰めてリード。4回、元WBO・S・フライ級1位ロサスが盛り返し白熱する。しかし5回、メキシカンをロープへ送ったグスマンは左フックの交換から同じパンチでロサスを倒す。この回また倒したドミニカンは8回、再びダウンを奪う攻勢。ゴングにこぎ着けたロサスだったがダメージが深く、インターバルでリングドクターがストップを要請した。

 これでグスマンは21勝21KO無敗。完璧レコードを持つドミニカ人は和氣と対戦する場合、かなり手ごわい相手になると推測される。敗れたロサスは20勝12KO3敗1分。

 この日はアンソニー&アンドレのディレル兄弟(米)がダブルメインで出場。前WBC世界S・ミドル級王者アンソニー・ディレルはキャレブ・トゥーアックス(米)に初回1分49秒電撃KO勝ち。同級上位ランカーのアンドレ・ディレルはセルゲイ・コバレフに挑戦歴があるブレイク・キャパレロ(豪州)に3ジャッジ一致の98-91で判定勝ち。

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