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ブストス血まみれTKO負け

2009年5月16日 0時15分

16日、メキシコ・ティファナで元WBC世界ミニマム級王者イサック“トルタス”ブストス(メキシコ)がデビッド・ガスパル(米)と10回戦を行った。
 昨年12月、日本で亀田大毅に3回で倒されているブストス。この日も自分より13歳若いホープ、ガスペル(21歳)の引き立て役に甘んじてしまう。そして大毅戦と同じく、この一戦もS・フライ級の契約試合。身長、リーチで大きく有利なガスパルがジャブを突いてブストスのインファイトをシャットアウト。5回、元王者が猛然と反撃に出て沸かせたが、右目をカットし、激しい出血。6回、2度目のドクターチェックで続行が許されたが、守勢に回ったところで主審がストップをかけた。TKOタイムは2分35秒。
 ガスペルは10勝7KO1敗1分。ブストスは25勝13KO10敗3分。「高山(勝成)に雪辱したい。また日本に呼んでくれないか」と切望するが、スピード、スキルともトップレベルとの開きは大きすぎる。
 なお、この日のプロモーターはエリク・モラレスの実弟で、元世界王者のディエゴ・モラレス氏。

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