March
28
Thursday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

12°C Rain
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > S・ウェルター級世界ランカー井上岳志 再び世界挑戦に向けあすチュー戦以来のリング

S・ウェルター級世界ランカー井上岳志 再び世界挑戦に向けあすチュー戦以来のリング

2022年6月3日 16時55分

 あす4日、後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」の計量が3日都内で行われた。メインのS・ウェルター級10回戦に出場するIBF同級15位の井上岳志(ワールドスポーツ)がリミットの69.8キロ、日本ミドル級1位のワチュクナァツ(マーベラス)は69.5キロで合格した。

あすのメインで対戦する井上(右)とナァツ

 かつてアジア3冠王者に輝いた井上(32=17勝10KO2敗1分)は昨年1月、世界王者候補のティム・チュー(オーストラリア)にアウェーで敗退。19年1月、世界王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)に敗れて以来の黒星を喫した。

 再び世界を目指す井上は「前回、世界のレベルを感じて、今までの力任せのフィジカルなボクシングでは通用しないと感じた。自分の中ではかなり変えた部分があるので、それをしっかり出して、お客さんに喜んでもらえる試合をしないといけない」と話しており、具体的にはバランスの向上に努めてきたいという。

 ナァツ(24=7勝3KO2敗2分)は20年11月に井上と対戦して判定負け。「リベンジしたい、ということだけ。勝って、自分が上に行きたい。(ポイントは)打たせないこと。(この1年5ヵ月)ディフェンスを意識して高めてきた」と雪辱を誓った。

落合(左)と池側はセミでホープ対決だ

 セミの55.0キロ契約8回戦は、元大商大主将の池側純(角海老宝石)、愛媛・新田高で国体準優勝の経験を持つ落合壱星(セレス)が激突。ともにプロでは無敗同志のサウスポー対決も注目だ。

Related article
関連記事