芦屋大と大商大が3連勝でVへ並走、関西学生リーグ
2016年6月5日 23時44分
2016年6月5日 15時23分
WBC世界S・フェザー級タイトルマッチが4日(日本時間5日)米カーソンのスタブハブ・センターで行われ、王者フランシスコ・バルガス(メキシコ)と挑戦者3位のオルランド・サリド(メキシコ)はともに譲らず結果はドロー。バルガスが初防衛に成功した。スコアは115-113でバルガス、残る2人が114-114だった。
昨年11月にタイトルを奪取した三浦隆司(帝拳)戦が年間最高試合賞を総なめしたバルガスと、こちらもタフネスが売りのサリドとの一戦。試合は序盤から見ごたえのある打ち合いとなった。バルガスは3回にサリドのパンチで左目上部から出血。手数ではサリドがやや上回って前半戦は進んだ。
バルガスは6回にサリドにダメージを与えたが、サリドもよく打ち返して試合は一進一退のまま終盤戦へ。両者は11、12回とさらにヒートアップし、ファンの声援に後押しされながら打撃戦を展開。大歓声の中で終了のゴングを聞いた。
7378人の観衆を沸かせた一戦は、早くも2016年の年間最高試合候補との声が挙っている。初防衛成功のバルガスは「ファンの喜ぶ素晴らしい試合だったと思う。判定にも満足している」とコメント。ただし試合後、リングに上がった三浦との再戦については「それはいずれ話すことになる。いまは少し休養が必要だ」と言葉を濁した。
惜しくも世界王座返り咲きはならなかったサリドは「クロスファイトだったが、私は勝ったと思っている」と自らの勝利を強調した上で「私は三浦でも、ロマチェンコでも、だれとの試合でも受ける!」と強豪たちに対戦を呼びかけた。Photo/GBP
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