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あす「京太郎祭り」 佐々木基樹、小國以載も出場

2016年8月1日 15時00分

 あす2日新宿フェイスで開催される「熊本地震チャリティ 京太郎祭り」の計量が1日、日本ボクシングコミッションで行われた。メインのヘビー級8回戦に出場する日本同級王者の藤本京太郎(角海老宝石)は105.0キロ、対戦相手のアダム・ラブロック(オーストラリア)は靴を履いたままで99.7キロだった。

新宿フェイスで激突の藤本(右)とラブロック

 来日予定だったパートナーがビザの関係でキャンセルとなり、ほとんどスパーリグをしないでリングに上がるという藤本だが、「ロードワークをはじめ、トレーニングはガチでやってきた」と練習内容には胸を張った。

 K-1王者からボクシングに転向して4年半がたち、次が16戦目(14勝7KO1敗)となる。ラブロック(11勝2KO5敗)の実力は未知数ながら「しっかり見せないと次に進めない。年内にもう1試合あると聞いているので、成長したところを見せたい」と自身の名のついた興行に恥じないパフォーマンスを見せる決意だ。

ベテラン佐々木(右)はランク復帰をかけて岡崎と対戦

 セミでは元日本・OPBF王者の佐々木基樹(帝拳)が日本S・ライト級9位の岡崎祐也(中内)とS・ライト級8回戦。リミットを400・グラム下回って計量を終えた40歳の佐々木は「本当はライト級でやりたいが、だれでもいいからランカーとやりたかった」と試合を受けた岡崎に感謝。一方の岡崎は佐々木を見て「40歳には見えない」と大ベテランに敬意を払いつつ「明日はブン回します」と啖呵を切った。

 ほかには、3団体で世界ランク入りしている前日本S・バンタム級王者の小國以載(角海老宝石)がJP・マカダンピス(フィリピン)とS・バンタム級8回戦を行うほか、ヘビー級4回戦トーナメントが2試合組まれている。

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