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JPBAとJBCが連絡会開催、健保金問題など協議

2016年8月1日 17時05分

 東日本ボクシング協会は1日、都内で理事会を開いた。理事会後、記者会見した渡辺均会長は3日に日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会(JPBA)幹部らが健康管理見舞金(健保金)問題などについて話し合う連絡会を開催すると明らかにした。

 健保金は選手のファイトマネーの一部を徴収してプールし、試合で負傷した選手の治療費を補てんするために支出するもの。協会サイドは、この健保金がJBC職員の労務裁判などの費用で大きく目減りしているのではないかとし、これまでJBCに対して再三説明を求めてきた。しかし、納得いく回答が得られなかったため、連絡会の開催をJBCに要請。東日本協会、中日本協会、西日本協会、西部日本協会の会長らが出席し、JBCに対して詳細な説明を求め、今後の対応について問いただすことになった。

 健保金問題では緑ジムの松尾敏郎会長が「ボクサーの権利を守る会」の名で、JBCを告発する意向を明らかにしている。東日本協会の金平桂一郎副会長は、松尾会長の怒りに理解を示しながらも「できるだけそのような(告発)事態は避けるようにしていきたい」と今後の話し合いに期待した。

 また、連絡会では、JBCを懲戒解雇となり、裁判の末に事務局長の地位が認められた安河内剛氏についても取り上げる。

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