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2016年8月11日 14時12分
2016年8月11日 12時32分
WBC世界S・フェザー級王者フランシスコ“バンディード”バルガス(メキシコ)が今後の試合予定に関して発言。次回リングは来年まで延びる可能性が高いことをほのめかした。ESPNデポルテスなどが伝えた。
バルガスは著名メディアが2015年の最高試合に選んだ三浦隆司(帝拳)との死闘に続き、6月のオルランド・サリド(メキシコ)との防衛戦(結果はドロー)も稀にみる激闘に終わった。被ったダメージやサリド戦で負ったカットからの回復が憂慮されている。バルガス自身は「軽い練習を始めている。できれば年末に復帰したいけど、来年まで持ち越されるかもしれない。リングに上がった時、カットが完治していなかったり、ダメージが残っていたりすることを避けたい。マネジャー、ゴールデンボーイ・プロモーションズ、そしてドクターのアドバイスをよく聞いて決めたい」と語る。
復帰にあたっては三浦とのリマッチ、サリドとの再戦がオプションにあるが、WBO同級新王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)との統一戦もクローズアップされる。一方バルガスのブランクが長引いた場合、暫定王座決定戦が組まれる可能性もあるという。バルガスは「もし暫定戦が組まれても問題ない。勝者との対戦が即実現するから」とコメントしている。現在WBC同級1位は三浦、2位はミゲール・ローマン(メキシコ)となっている。
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