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渡辺会長が河野公平ねぎらう、進退は本人次第

2016年9月1日 18時17分

 31日のダブルタイトルマッチでWBA世界S・フライ級王座を失った河野公平(35歳=ワタナベ)について、所属ジムの渡辺均会長は1日「本当によくがんばったと思う」と努力のボクサー、河野をねぎらった。進退は本人の決断にゆだねる方針。河野は31日の試合でルイス・コンセプシオン(パナマ)に判定負けを喫し、4度目の防衛に失敗した。

コンセプシオンに敗れ、リングから下りる河野

 河野は近年少なくなったアマチュア経験のない叩き上げのボクサーとして世界タイトルを2度奪取した。2010年から11年にかけて3連敗し、だれもが“河野は終わった”と思ったところから、12年大みそかに世界王座を獲得したのは見事だった。

 渡辺会長は最初の王座の初防衛に失敗したリボリオ・ソリス(ベネズエラ)戦を引合いに出し「あのときは河野が勝っていたという声もあり、本人も悔しそうだったが、今回はサバサバしていた」と敗れた前王者の様子を描写。今後については「大きなけがもなく体は大丈夫だと思うが、2度も世界王者になり、アメリカで亀田(興毅)にも勝った。本当にがんばった」と語り、引退するにせよ、現役を続行するにせよ、本人の意思を尊重するとした。

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