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激戦のS・フライ級、IBFはアンカジャスが新王者に

2016年9月4日 13時30分

 IBF世界S・フライ級タイトルマッチが3日、フィリピンで行われ、挑戦者3位のジャルウィン・アンカジャス(フィリピン)が王者マックジョー・アローヨ(プエルトリコ)に3-0判定勝ちで新王者になった。スコアは118-109、117-110、115-112。

 サウスポー同士の一戦は、手数で勝るアンカジャスがリードして進行。中盤も優勢に立ったアンカジャスは8回にアローヨからダウンを奪い、その後もチャンピオンに大きな反撃を許さず逃げ切った。世界初挑戦で王座奪取のアンカジャスは25勝16KO1敗1分。アローヨは昨年7月月の王座決定戦でアーサー・ビラヌエバ(フィリピン)を下して獲得した王座の初防衛に失敗。キャリア初黒星で戦績は17勝8KO1敗。

 これによりS・フライ級の動きに拍車がかかった。WBAはルイス・コンセプシオン(パナマ)が先月31日の試合で河野公平(ワタナベ)のV4を阻んで新王者に。WBOは王者の井上尚弥(大橋)がきょう4日、ペッチバンボーン・ゴーキャットジム(タイ)と3度目の防衛戦。WBC王者カルロス・クアドラス(メキシコ)は現地時間10日、4階級制覇を狙う“怪物”ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)を迎えて7度目の防衛戦を行う。

 S・フライ級は、日本ランキングの保留選手だけで、帝里木下(千里馬神戸)、五十嵐俊幸(帝拳)、江藤光喜(白井・具志堅S)、石田匠(井岡弘樹)と控えており、多くの日本選手が虎視眈々と世界王座を狙っている。統一戦の動きも含め、同階級から目が離せない。

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