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モレノが公開練習、手数増で山中慎介への雪辱誓う

2016年9月12日 16時53分

 エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第一競技場で16日ゴングとなるWBC世界バンタム級タイトルマッチで王者の山中慎介(帝拳)に挑戦する同級1位アンセルモ・モレノ(パナマ)が12日、都内の帝拳ジムで練習を公開した。

軽めの動きでじっくり汗をかくモレノ

 昨年9月に山中に挑戦して1-2判定で惜しくも敗れたモレノ。前回はどちらの手が挙がってもおかしくない試合内容ながら、小差で敗れた元WBA同級スーパー王者は「山中と再び戦えて満足している。相当な覚悟を持っている」と再戦を歓迎した。

 前回の試合についてホセ・ムリージョ・トレーナーは「強い王者が相手ということで、慎重に戦いを進めすぎたところがあった」と説明。モレノもそのことは自覚しており、今回の試合に向けては手数の多さを意識してトレーニングを積んできたとのこと。モレノは「前回は複雑な試合展開だったが、今回はラウンドごとに明確に勝ちを印象付けたい。できる限りのパンチを出していきたい」と持ち前のディフェンス力に加え、アグレッシブな攻撃に打って出る意欲を見せた。

 山中対策に自信を見せる一方で、心配されるのが減量だ。リミットまであと3ポンドだそうだが、この日も報道陣が集まる前から、セーターと減量着を3枚着込んで縄跳びを跳び、記者会見後もサンドバッグ打ち、再び縄跳びなどで1時間ほど汗を流した。

 減量がやはり苦しいのか、バンタム級頂上対決について問われたモレノは「これでバンタム級は最後だ。このあとはS・バンタム級にクラスを上げる」とおもむろに階級アップの計画を告白。V11を目指す山中にリベンジがバンタム級での最後のミッションとなる。

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