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メキシコで第11回ボクシング・ルネサンス

2016年9月12日 16時19分

 メキシコシティーの日墨会館で9日、第11回ボクシング・ルネサンスが開催され、アマ3試合、プロ5試合が行われた。メインイベントは、WBCラテンアメリカ王者のマリオ・アンドラーデが、日本で前WBC世界チャンピオンの木村悠(帝拳)と無冠戦で手を合わせたヘスス・ファロと8回戦を行った。

ラバーマッチに勝利のアンドラーデ(左)

 両者は過去に1勝1敗の好ライバルで、初戦がアンドラーデの判定勝ち、第2戦がファロのKO勝ち。因縁の戦いに決着をつけるべく、手の内を知りつくした両者は初回から猛スパート、ボディー打ちで肉薄しようとするファロにアンドラーデは左フックをカウンター、8カウントのダウンを奪う。立ち上がったファロは、左右の強打を振り回し猛反撃、リング上には緊迫した空気がみなぎる。

 スピードとスキルで優るアンドラーデは、最後まで衰えないファロの強打をしのぎ、3-0判定で勝利を手にした。と両者の持ち味を出し切る白熱の好試合となった。

岡山(左)は無念の連続KO負け

 セミファイナルの日墨ミドル級対決、大阪・興国高校、近畿大学、日本のリングでも活躍したサウスポーの岡山リョウが、3月に続いて本場のリングに上がった。身長180センチの岡山に対し、プエブラ州出身のヘスス・オリバレスは172センチ、リーチでも断然優位に立つ岡山だが、ジャブが少なく、相手の突進を止めきれない。2回にオリバレスのオーバーハンドライトを受けてロープ際で痛烈にダウン。ここは根性で立ち上がった岡山だが、左右の猛打を浴びてさらに2度のダウンを追加されKO負けとなった。岡山は2連続KO負け。再起が期待される。

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