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クアドラス「もっと攻めれば…」ロマゴンと再戦希望

2016年9月14日 14時34分

 10日ロサンゼルス郊外のザ・フォーラムでローマン・ゴンサレス(ニカラグア)と激闘を演じ、判定負けでWBC世界S・フライ級王座を失ったカルロス・クアドラス(メキシコ=写真)のコメントがメキシコから届いた。

 WBCのホームページなどによると、クアドラスは0-3判定(111-117、112-116、113-115)で敗れた試合について、自分が勝利しており、ジャッジに不満があると主張。その上で「私はフォーラムのファンに素晴らしいショーを見せるために準備をした。ただ、もう少しリスクを冒すべきだったし、KOを狙うべきだったと考えている」と語った。

 試合はゴンサレスが終始攻めの姿勢を貫き、クアドラスがキレのある動きでそれをしのぎながら、後半はカウンターを決めるという内容だった。判定結果を受けてクアドラスが「もう少し攻めていれば」と後悔するのは納得できる。

 とはいえ、本人としてはすっきりしない結果だけに、クアドラスは「私はリマッチがしたい。そうすればメキシコにベルトを持ち帰ることができると考えている」と再戦を強く希望。ゴンサレスは多くの人が考えるほどのパワーはなく、昨年4月に対戦した現WBA世界S・フライ級王者ルイス・コンセプシオン(パナマ)のほうが力強かった─ともコメントした。

 なおニールセン・メディア・リサーチによると、HBOで全米に生中継されたこの試合の視聴件数は平均で83万3000件。同じ日にロンドンで行われたミドル級戦、ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)vsケル・ブルック(英)は米国時間の昼間に放送された番組が平均84万3000件。夜の録画放送で59万3000件をマークした。Photo/SUMIO YAMADA

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