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殿堂入り元世界王者 カーティス・コークス氏死去

2020年6月1日 18時45分

 元WBC・WBA世界ウェルター級王者で殿堂入りボクサーでもあるカーティス・コークス氏(写真)が5月29日、心不全で亡くなった。82歳だった。

 ダラス出身のコークス氏は1966年8月、マヌエル・ゴンサレス(米)との王座決定戦を制してWBAウェルター級王座を獲得。同年11月、ダラスで行われた凱旋初防衛戦でジャン・ジョスラン(仏)を退け、空位のWBC王座を吸収した。右ストレートが武器のカウンターパンチャーだった。

 その後、防衛テープを伸ばし、69年にWBA王座の6度目の防衛戦でのちの名王者ホセ・ナポレス(キューバ)に13回終了TKO負けで王座陥落。2ヵ月後にナポレスが拠点とするメキシコでリマッチしたが、王座返り咲きに失敗した。1972年までリングに上がって生涯戦績は62勝30KO14敗4分。

 引退後はトレーナーを務め、ジュリアン・ジャクソンからWBCミドル級王座を奪ったクインシー・テイラー、ヘビー級でWBA王者ジョン・ルイスに挑戦したカーク・ジョンソンらを指導した。2003年に国際ボクシング名誉の殿堂入りをはたしている。Photo/Box Rec

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