日本フライ級王者の粉川拓也、新鋭の新井雄大とV4戦
2016年9月20日 19時04分
2016年9月20日 15時38分
あす21日後楽園ホールのWBO女子世界ミニ・フライ級タイトルマッチをメインに据えた「DANGAN Ladies vol.2」のアンダーカードは、実力派から異色派まで多彩な顔ぶれが登場する。
セミファイナルに抜擢されたのはバスケットボールで高校時代にインターハイに出場し、モデル経験もあるOPBF女子S・バンタム級1位の後藤あゆみ(ワタナベ=写真左)。タイ人選手と6回戦を行う。
175センチの長身から繰り出す左ストレートを武器にデビュー以来4連勝(3KO)の後藤。標的は“元祖モデルボクサー”の高野人母美(協栄)だ。高野はOPBF同級王座を保持しているからターゲットに定めるのも当然で、後藤は「いつでもできるように準備をしています」と戦闘態勢。あすの試合で練習してきたというボディブローを炸裂させ“モデル対決”につなげる意気込みだ。
アマチュアの元全日本王者でリオデジャネイロ五輪出場を目指していた実力派、箕輪綾子(ワタナベ=写真右)がタイ人選手とのフライ級6回戦でプロデビュー。箕輪は出身地の宇都宮を意識し、中国語で餃子の意味するチャオズ箕輪のリングネームでキャリアをスタートさせる。
一番の異色派はタイ人選手とのアトム級4回戦でプロデビューする石川海(UNITED)。2012年に日本で初めてフクロウカフェ「フクロウのみせ」(東京・月島)を開いた実業家で、本物のフクロウ(ベンガルワシミミズク)を連れて計量会場に登場し、関係者の度肝を抜いた。ボクシング歴は1年半と浅く「まだまだヘタなので練習してきたことができるようにがんばります」と殊勝だった。“グラドルボクサー”として売り出し中の郷司利也子(川崎新田)は樽井捺月(アルファ)と47.9キロ4回戦を行う。
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