日本フライ級チャンピオンの粉川拓也（宮田＝写真左）が10月25日、後楽園ホールの「DANGAN168 & Tomorrow's Champion32」で挑戦者4位の新井雄大（渡嘉敷＝写真右）を迎えて4度目の防衛戦を行う。

　27勝13KO4敗の戦績を誇る粉川は2度目の日本王座の4度目の防衛戦。世界ランキングは現在、WBA8位、WBC15位、IBF11位、WBO10位につけており、暫定王座を含めて3度目の世界挑戦を虎視眈々と狙っている。その粉川に挑む新井は8勝4KO3敗3分の新鋭。24歳のサウスポーが持ち前のスピードと積極性で、キャリアで大きく上回る粉川の牙城を崩しにかかる一戦だ。

　セミでは日本フライ級1位のユータ松尾（国際）が2013年全日本フライ級新人王の大保龍人（横浜さくら）と8回戦。また、心境著しいOPBF･S･フェザー級1位の末吉大（帝拳）が2013年全日本同級新人王のサウスポー三瓶数馬（協栄）と拳を交えるほか、日本ライト級8位･斉藤正樹（TEAM10COUNT）vs日本S･フェザー級10位･粕谷雄一郎（石川ジム立川）のランカー対決など、好カードが多数組まれている。