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尾川堅一と内藤律樹の再戦決定、12.3ダイナミック

2016年9月26日 10時33分

 日本フェザー級チャンピオンの尾川堅一(帝拳=写真左)と前日本王者で現同級2位の内藤律樹(E&Jカシアス=写真右)とのリマッチが12月3日、後楽園ホールの「第556回ダイナミックグローブ」に決定した。尾川は3度目の防衛戦。クラスきっての強打者と、スピードスターのサウスポーが1年ぶりに激突する。

 両者は昨年12月、尾川が無敗王者の内藤に挑む形で対戦し、挑戦者の5回2分28秒負傷判定勝ち王者が入れ替わった。試合は尾川が初回に自慢の強打を爆発させてダウンを奪う立ち上がり。内藤は2回も尾川の猛攻にさらされながら、このピンチを何とか脱して3回から反撃開始。試合が面白くなろうとしていた矢先に、偶然のバッティングで内藤が激しく出血して試合が終わった。

 王者になった尾川(19勝16KO1敗)は2度の防衛戦をいずれもKO勝ちでクリア。世界ランキングはWBC12位、IBF7位、WBO12位まで上がった。「来年は勝負をかけたい」と世界を強く意識する尾川は、内藤とのリマッチを踏み台にステップアップしようとしている。

 内藤(15勝5KO1敗)は王座陥落により手にしていたWBCとIBFの世界ランキングを喪失。その後、再起してからの2試合はライト級ウエートで戦い、階級アップも視野に入れていたが「尾川と再戦できるならS・フェザー級でやる」との願いが実現した形だ。

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