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井岡一翔戦見据え「全然違う自分が出せそう」

今これを聞いておきたい1 田中恒成インタビュー 
井岡一翔戦見据え「全然違う自分が出せそう」

2020年6月13日 18時43分

 3階級制覇王者の田中恒成(畑中)がS・フライ級への転向を表明してすでに半年近くたつ。順当なら今頃はノンタイトル戦でS・フライ級の試運転を行っているはずが、あいにくの状況。WBO同級1位の田中は指名防衛戦期限の規則によって、いきなり指名挑戦者として王者(井岡一翔)に挑むことになるかもしれない。

田中は東京五輪代表・兄の亮明と合同練習もした

 ミニマム級、L・フライ級、フライ級と上げていた田中はその都度、転級第1戦をノンタイトル戦で行ってきた。そこで新たな階級での自身のフィット感を確かめたのだ。

「階級を上げるとチャンピオンも強いし、自分の体調もわかんないから、そういう試合は必要でした。今回も(S・フライ級でのノンタイトル戦は)俺の希望だったし、できることなら何度挟んでもいいと思っています。そもそもS・フライ級に関しては先を急ぐ焦りがないので」

 新型コロナイルスの影響でノンタイトル戦はできずじまい。このままだといきなり世界挑戦もあり得るが、みすみすチャンスを他人に譲るつもりはない。田中に「井岡といきなりでもやるか?」と問うと、「もちろんです」と即答した。

 3月上旬にフィリピンで約2週間のトレーニングキャンプを行い、新型コロナウイルス感染拡大に追われるように帰国した。それでもフィリピンでの経験は大きかったようで、「(次の試合は)みなさんのイメージと全然違う自分が出せそうなんす」と声は明るかった。

 田中恒成のインタビュー全文は15日発売のボクシング・ビート7月号に掲載しています。https://amzn.to/3h9VxHM

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