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丸田陽七太らWBCランク入り、陥落のクアドラス1位

2016年10月14日 16時10分

 WBCが10月度ランキングを更新した。日本勢はデビューから3連勝中でWBCバンタム級ユース王座を保持する丸田陽七太(森岡)が同級14位に入ったほか、複数の選手が新たにランク入りした。

WBCランク入りの左から丸田、石本、伊藤

 他にランク入りした選手は、OPBF・S・フェザー級王者の伊藤雅雪(伴流)が同級13位、日本S・バンタム級王者の石本康隆(帝拳)が同級12位、ミニマム級の山中竜也(真正)は同級11位にランクイン。3選手は既にWBOで世界ランク入り(伊藤はIBFも)している。

 今月はタイトルマッチが充実しており、それに伴う変化が見られた。S・バンタム級は長谷川穂積(真正)が新チャンピオンとして久々に“指定席”に名前。バンタム級は山中慎介(帝拳)が防衛を11に伸ばし、敗れたアンセルモ・モレノ(パナマ)は戦前に希望していた通り階級をアップしてS・バンタム級6位にランクされた。

 フライ級王者だったローマン・ゴンサレス(ニカラグア)がS・フライ級タイトルを獲得して、フライ級王座は空位に。ゴンサレスに敗れたカルロス・クアドラス(帝拳=メキシコ)は小差の敗戦だったこともあり、S・フライ級1位にランクされた。クラスを上げた前WBA&WBO世界フライ級統一王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)はS・フライ級3位。WBA王座を吸収したライト級のホルヘ・リナレス(帝拳=ベネズエラ)は休養王者からダイアモンド王者になった。

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