新人王戦が東西で大詰め、最新組み合わせ
2016年10月20日 14時56分
2016年10月20日 12時12分
12月10日に予定されたミドル級3団体統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン=写真左)の防衛戦は中止となった。ゴロフキンはWBAミドル級“レギュラー”王者ダニエル・ジェイコブス(米=写真右)との一戦が有力視されたが、交渉が難航し今回は流れてしまった。
交渉はゴロフキンのプロモーター、K2プロモーションズのトム・ルーファー氏とジェイコブスの代理人アル・ヘイモン氏の間で行われていた。すでにルーファー氏はニューヨークのマジソンスクエアガーデンをブッキングしていたが、両陣営の間で合意に至らず、入札に持ち込まれようとしていた。
しかしWBAが設定するゴロフキン75%、ジェイコブス25%の報酬配分に対して、ジェイコブス側は40%の配分を要求。予定日まで時間が少ないこともあり、入札が行われる前にルーファー氏が中止をメディアに通達した。
9月ロンドンでウェルター級王者ケル・ブルック(英)をストップして17度目の防衛を果たしたゴロフキンは年内にもう1試合行う意向だった。ジェイコブスも今年はセルジオ・モーラ(米)との再戦のみで、ゴロフキン戦を希望していたが見送られた。それでもルーファー氏は来年の早い時期の開催をメドに今後も折衝を継続すると発言。入札を回避して実現を図りたいと語っている。
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