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18歳で世界挑戦失敗の加納陸、12.11三田で再起戦

2016年10月28日 17時36分

 兵庫県三田市の大成ジム・丸元大成会長は28日、8月のWBO世界ミニマム級王座決定戦で高山勝成(仲里)に敗れ、国内最年少世界王座奪取に失敗したWBOアジアパシフィック同級1位の加納陸(18)の再起8回戦を12月11日、三田市総合文化センター郷の音ホールで開催すると発表した。相手は35歳のベテラン、同級4位のピグミー・ゴーキャットジム(タイ)で1年ぶりの再戦。

再び世界を目指す加納(右)と丸元会長

 元4団体制覇王者の高山に6回負傷判定で敗れた加納は「高山選手が出てきた時に対応できなかったし、スピードを生かすボクシングをさせてもらえなかった。1枚も2枚も高山さんが上で、強かったです」と初の世界戦を振り返った。

 ダメージはなく、試合2日後からランニングを始め、2週間後からジムワークに取り組み、丸元会長のつききりの指導ですべてのレベルアップを図っている。「パンチをもらわないようガード、ブロックのディフエンスを基礎から積み上げています」と加納は語る。

 再び世界へ踏み出していくには「格下の外国人選手相手の再起戦では上達しない」(丸元会長)と元世界ランカーのピグミーと再び拳をまじえることになった。「70戦とキャリアのある選手だし、引退覚悟で戦いに来るので、勝ちに徹した試合をさせたい」と丸元会長。、加納は「強い勝ち方をするだけです」と力を込めた。

 再起戦のアンダーカードはOPBFフェザー級8位の松岡輝(大成)と芹沢天明(姫路木下)の8回戦が組まれている。

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