12.24佐々木基樹が復帰第3戦、赤穂亮も出場
2016年11月1日 18時49分
2016年11月1日 15時32分
1日都内で会見が開かれ、OPBF・S・フェザー級チャンピオン伊藤雅雪(伴流)とWBOアジアパシフィック同級王者渡邉卓也(青木)の“王座統一戦”が発表された。最終的な日時と会場は追って発表されるが、12月中の開催であることは明らかにされた。
この一戦は伊藤と渡邉が互いのベルトをかけて12回戦で対決するというもの(JBCの記録上はOPBF戦扱い)。伊藤は昨年8月に岩井大(三迫)との決定戦で10回TKO勝ちを収め、OPBFタイトルを奪取。ここまで2度の防衛に成功している。世界ランキング(WBO4位、WBC13位、IBF13位)もじわりとアップさせてきており、「いま(WBOアジアパシフィックの)ベルトを持っている渡邉選手と対戦できることはうれしい」「今回は僕の中で、世界により行きやすくなるカードだと思っています」などと、渡邉の王座を世界挑戦への手土産にするつもりだ。
一方の渡邉は9月にアミン・ソーワンモー(タイ)を6回TKOに破って獲得したWBOアジアパシフィック王座の初防衛戦となる。実績で勝る伊藤に対し、こちらは「これから世界を目ざすという選手(伊藤)に勝って自分が上に行きたい」と下剋上を期す。OPBF王座はもちろん魅力だとしつつ「伊藤選手に勝つことのメリットが大きいと思います」と燃えている。
互いの印象は「渡邉選手は堅実なボクシング」(伊藤)、「伊藤選手はスピード、センスがある」(渡邉)というものだが、早くも伊藤は「圧倒して勝ちたい」といきのいいコメントを発し自信満々だった。国内に従来のOPBF王者とは別にWBOアジアパシ フィック王者が誕生するケースは今後も続くと予想されているが、協会の国際部長を務める三迫ジム・三迫貴志会長によると同様の「王座統一戦」を推奨していくという。
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