サンダース防衛戦が1週間延期、ロシア側書類不備
2016年11月24日 12時35分
2016年11月23日 18時54分
23日、大阪市住吉スポーツセンターの“5大タイトル戦”のメインで行われたOPBF・S・ウェルター級タイトルマッチは王者細川貴之(六島)が10位挑戦者の大石豊(井岡弘樹)に11回1-2負傷判定負け。V2に失敗し王座から陥落した。
細川は出だしこそ自分の間合いで戦い、右の差し合いでも上回っていた。しかしラウンドを重ねるごとに大石の右ロングからの攻勢をさばききれなくなっていく。4回を終えた時点での公開スコアは三者三様で、中盤以降も採点しづらい展開は続いた。そして8回終了後では、2-1で大石がわずかに優勢に転じていた。
追い上げにかかったチャンピオン細川は10回は左ブローをダブル、トリプルで繰り出し、大石に防戦を強いる。しかし偶然のバッテ ィングで負傷した左マブタからの出血が激しく、続く11回のドクターチェックを受けて川上主審が試合をストップ。そこまでのスコアは106-104、105-104、103-106で新チャンピオン誕生を告げた。大石は14勝7KO5敗。細川は28勝9KO11敗5分。
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