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福田直樹氏また快挙 全米ボクシング協会写真賞

2019年4月25日 9時35分

 BWAA(全米ボクシング記者協会)が24日、2018年のフォトアワードを発表し、日本人カメラマンの福田直樹氏が撮影した写真をフィーチャー部門の佳作賞に選んだ。

受賞作品は全日本新人王決定戦

 受賞写真は、昨年12月23日の全日本新人王決定戦(後楽園ホール)フライ級のフィニッシュシーン。湊義生(JM加古川)が荒川竜平(中野サイトウ)を痛烈に倒すと同時に荒川コーナーからタオルが投げ入れられた瞬間を切り取った一枚=写真= 終幕を告げる赤のタオルが非常に印象的なショットだ。

 福田氏は15年間のアメリカ生活で4度BWAAの最優秀写真賞に輝くなどした世界的なボクシング・カメラマン。現在は日本に拠点を戻し、後楽園ホールをはじめ日本で撮影した写真を海外メディアにも提供している。最近リング誌で表紙を飾った井上尚弥のポートレートも福田さんの手によるもの。

 今回の受賞も、北米以外で行われた試合の写真がBWAAの賞に選出された例は過去にないというから快挙。ちなみに福田氏はこれで通算10度目のBWAAアワード受賞となる。

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