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ホリフィールド、バレラ、タピアが殿堂入り

2016年12月8日 12時32分

 米ニューヨーク州カナストータに本部を置く国際ボクシング名誉の殿堂博物館は6日、2017年に殿堂入りする元選手、関係者のリストを発表した。元世界王者からは、イベンダー・ホリフィールド(54=米)、マルコ・アントニオ・バレラ(42=メキシコ)、ジョニー・タピア(故人=米)が選ばれた。

左から現役時代のタピア、ホリフィールド、バレラ

 ホリフィールドは1984年のロサンゼルス五輪L・ヘビー級で銅メダルを獲得してプロデビュー。88年にクルーザー級で世界3団体統一王者となり、ヘビー級に進出。隆盛だった90年代ヘビー級の主役の一人として、リディック・ボウやマイク・タイソン、レノックス・ルイスと激闘を繰り広げた。

 90年代から00年代にかけてS・バンタム級、フェザー級、S・フェザー級の3階級を制したバレラは“童顔の暗殺者”の異名を持ち、アグレッシブなファイトで人気を博した。同胞のエリク・モラレス、マニー・パッキャオとのファイトはまだ記憶に新しい。

 タピアも90年代から00年代初頭にかけて活躍。WBO世界J・バンタム級王座を13度防衛した。母親が殺害されるなど不幸な少年時代を過ごすなど波乱の人生を歩んだことからついた異名は“ミ・ビダ・ロカ”(狂気の人生)。ラストファイトから1年後の2012年5月、自宅で死んでいるのが発見された。

 ほかに選ばれたのは、豪州でジェフ・フェネックやコンスタンチン・チューを育てたトレーナーのジョニー・ルイス、ジャーナリストのスティーブ・ファーウッド、ブロードキャスターのバリー・トンプキンス。ジャッジのジェリー・ロス、オールドタイマー部門の故エディー・ブッカー。リングアナウンサーの故ジミー・レノン・シニアも選出された。

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