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キース・サーマンが来日、ガルシアとの統一戦に自信

2016年12月7日 21時55分

 来日中のWBA世界ウェルター級王者キース“ワンタイム”サーマン(米)が7日、東京・下北沢の金子ジムでメディアのインタビューに答えた。完全プライベートで日本に滞在中の王者は来年3月4日に予定されているWBC同級王者ダニー・ガルシア(米)との統一戦などについて語った。

細川チャーリー忍と話し込むサーマン(右)

 10月に初めて日本に来たというサーマンは「世界チャンピオンたる者は、世界をいろいろ見て知っておかないといけない」と来日の理由を説明。もともと20歳のころに仏教を学んだことや、初来日で日本の食事やファッションを気に入ったことから期間を置かずに再来日となった。今回の滞在期間は10日間で、伝手を頼って金子ジムでトレーニングも行った。

 27勝22KO1無効試合と無敗街道をひた走り、激戦のウェルター級で最も高い評価を受ける一人のサーマン。自らの強さを問われると「型にはまっていないこと。攻めてもいけるし、下がっても、回っても戦える。パンチ力にはかなりの自信がある」と説明した。

 ガルシアとの無敗対決は2本のベルトを統一し、ライバルを出し抜く大きなチャンス。サーマンはガルシアの武器である左フックについて「もちろんブロックする。ただし彼のフックは少し遅い。あれだけ階級を上げれば速い動きはできない」と分析。さらに「彼はテクニックのある選手とも、ハードパンチャーとも試合をしてきたが、両方とも持ち合わせた選手と試合をしたことはない。それが私だ」と自信たっぷりにほほ笑んだ。

 サーマンは「まずはガルシアに勝ってから」と前置きした上で、「その次はできればIBF王者のケル・ブルックと試合がしたい」とウェルター級の3団体統一を目標に掲げた。

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