大鵬ジム主催の第58回チャンピオンズロードは11日、大阪市の天満橋エルシアターで行われ、メインのバンタム級8回戦は、健文トーレス（大鵬）が強打は不発に終わったものの、OPBFバンタム級７位エンゲルバード・モラルデ（フィリピン）に判定勝ち。事件を起こして今年4月に7年ぶりにリング復帰を果たした健文は連勝を飾り、12勝9KO2敗。

　セミのS･フェザー級8回戦は日本同級13位、大里拳（大鵬）が元ランカーの横川聡也（堺東ミツキ）の突進をジャブ、右ストレートでさばいて大差で判定勝ちした。同シアターで続いて行われた六島、堺東ミツキ、勝輝ジム合同主催のドラゴンズファイトは、メインのS･バンタム級8回戦で、鯱ドラゴンズ敬太（六島）と此村勇（堺東ミツキ）が激しく打ち合ったが、ともに決め手を欠いて引き分けた。

◇バンタム級8回戦
健文トーレス（大鵬）[3-0（79-74、79-75、80-73）]エンゲルバード・モラルデ（フィリピン）
◇S･フェザー級8回戦
大里拳（大鵬）[3-0（80-71、80-70×2）]横川聡也（堺東ミツキ）
◇S･バンタム級8回戦
上谷雄太（井岡）[2-0（76-76、79-74、78-74）]山本拓哉（エディタウンゼント）
◇51.5キロ8回戦
金沢晃佑（大鵬）[3-（79-73、79-74、78-74）]長田瞬志（堺東ミツキ）

◇S･バンタム級8回戦
此村勇（堺東ミツキ）[引き分け1-0（77-77、78-75、76-76）]鯱ドラゴンズ敬太（六島）