■8月、地元プエルトリコでオートバイで走行中に事故を起こし負傷。リングから離れているライト級の王者候補フェリックス・ベルデホ（WBO1位＝写真）が2月3日サンフアンのロベルト・クレメンテ・コロシアムで復帰する。対戦相手は昨年の大みそか、内山高志に挑み3回KOで敗退したオリバー・フローレス（ニカラグア）。フローレスは内山戦後リングに上がっていない。ベルデホは、この一戦をWBO王者テリー・フラナガン（英）挑戦の前哨戦と位置づけている。

■WBOヘビー級新王者ジョセフ・パーカー（ニュージーランド）の挑戦者にアルコール、薬物禍で統一王座を返上したタイソン・フューリーのいとこヒューイー・フューリー（英＝22歳）が浮上している。最新のWBOランキングではデビッド・プライス（英）がヘビー級1位に上昇。2位に“いとこの”フューリーがランクされる。もう1人の候補者は4位のジャーレル・ミラー（米）といわれる。

■先週金曜日23日、カナダでWBO7位イシドロ・プリエト（パラグアイ＝アルゼンチン）に初回2分44秒KO勝ちを収め戦績を11勝11KO無敗としたL･ヘビー級の王者候補アルツール・ベテルビエフ（ロシア）がアンドレ・ウォードvsセルゲイ・コバレフの再戦の勝者への挑戦を希望。一方でIBFはランク2位のベテルビエフに対し、イゴール・ミハルキン（ロシア＝18勝9KO1敗）との1位決定戦をオーダーする動きを取る。