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角谷淳志が油田京士に逆転TKO、ランカー対決制す

2016年12月28日 23時00分

 金沢ジム、風間ジム主催の「第6回いじめ撲滅チャリティーボクシング」は28日、大阪市阿倍野区民センターで行われ、メインの50キロ10回戦は日本L・フライ級4位、角谷淳志(31=金沢)が日本フライ級14位、油田京士(26=エディタウンゼント)に5回TKO勝ちを飾った。角谷は18勝11KO5敗1分、油田は11勝6KO11敗。

 セミのライト級8回戦は日本フェザー級1位、坂晃典(24=仲里)が強烈なフック1発でタイ人選手を1回で沈めた。坂は大みそかに行われる日本フェザー級王者・林翔太(畑中)-挑戦者・下田昭文(帝拳)の勝者と来春のチャンピオンカーニバルで対戦する予定。プロの試合に先立ってキッズボクシングがあり、会場入口で子どもたちの募金活動も行われた。

角谷は5回に油田をキャンバスに沈めた

◇50キロ10回戦
角谷淳志(金沢)[TKO5回2分2秒]油田京士(エディタウンゼント)
 立ち上がりは油田ペース。接近戦に持ち込み、後退する角谷のアゴを左フックで打ち抜きダウンを奪った。このとき角谷が油田の左足をつかんで倒れたため、ニュートラルコーナーへ向かった油田も「ダウン」する珍しいシーンが。この回ゴングに救われた角谷は2回から右のショートストレートを多用、次第にペースをつかんだ。

 4回、角谷が左右のショート連打で油田からダウンを奪い返し、すっかり勢いが鈍った油田に5回にたたみかけてストップを呼び込んだ。冷静さを取り戻した角谷が上位ランカーの強みを見せた一戦。今年は後楽園で日本タイトルに挑戦も拳四朗に敗れた角谷は「来年は4回目のタイトル挑戦が目標」と気勢をあげた。

タイトル挑戦に弾みをつけた坂

◇ライト級8回戦
坂晃典(仲里)[KO1回2分53秒]デンヤーソー・シットクルーマック(タイ)

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