2017年2月8日水曜日

あす竹中良が荒谷龍人とV3戦、日本SL級王座決定戦も

  後楽園ホールであす9日開催される「ダイヤモンドグローブ」の計量が8日、日本ボクシングコミッションで行われ、メインのOPBFフェザー級タイトルマッチは、王者の竹中良(三迫)がリミットの57.1キロ、挑戦者11位の荒谷龍人(KG大和)が56.9キロで合格した。

 WBC同級8位につける竹中(15勝8KO3敗1分)はこれが3度目の防衛戦。バランスをよくするために下半身強化に努めながら、100ラウンド近いスパーリングでレベルアップを図った。フィジカルの強化を1年以上続けた効果で「減量は今までで一番楽だった」。筋量アップが減量にいい影響を及ぼしているのだという。

 相手がタイトル初挑戦の荒谷だけに「勝って当たり前」の見方もある中、王座に就いて1年半がたつチャンピオンは「勝って当たり前の試合に普通に勝って、当たり前の結果を出します」と貫禄十分に言い切った。

「この瞬間のためにやってきた。楽しまないともったいない」と興奮気味の荒谷(11勝3KO4敗1分)は昨年、スポーツのパーソナルトレーナーとして独立し、病院や自宅でトレーニングの指導をしながら生計を立て、ボクシングに集中できる環境を整えた。初の大一番に向けては「相手の弱点を突く練習をしてきた」と秘策は十分にありそうだ。

 セミでは日本S・ライト級王座決定戦が行われる。岡田博喜(角海老宝石)が返上した王座を争うのは同級1位の麻生興一(三迫)と2位の松山和樹(山上)だ。  麻生(20勝13KO7敗1分)はこれが3度目の日本王座戦。昨年は最強後楽園に出場しながら相手が体重超過で試合は中止となり、最終的に松山との決定戦という形に。岡田に2度挑戦して及ばなかった麻生は「距離を詰めて自分の土俵で戦う」と3度目の正直を力強く誓った。

 松山(13勝7KO7敗1分)はデビューから7年かかってタイトル初挑戦。麻生のようなファイタータイプは「はっきり言って苦手」としながらも「対策は練ってきた」と準備は万全。「内容うんぬんより勝ちにこだわります」とタイトル奪取に投資を燃やした。

 アンダーカードでは、日本S・フライ級6位の鈴木悠介(三迫)が児玉堅(竹原&畑山)とバンタム級8回戦。また元世界ランカーの田中教仁(三迫)が5年3か月ぶりのリングで高橋悠斗(K&W)とミニマム級6回戦を行う。鈴木と田中はジム移籍第1戦。