プエルトリコのカグアスで明日11日（日本時間12日）挙行されるWBO世界L･フライ級挑戦者決定戦の計量が10日同地で行われ、地元の同級2位アンヘル“ティト”アコスタ（プエルトリコ）がリミットの108ポンド（48.97キロ）、同1位ジャフェ・ウトニ（ナミビア）が106.4ポンド（48.26キロ）をマークして合格した。

　これまで15勝15KO無敗のパーフェクト・レコードを誇るアコスタはアマチュア時代、2010年にプエルトリコで行われた中米大会で優勝。180戦のアマキャリアを持ってプロ入り。まだ知名度は低いが、秘密兵器として同国の期待は大きい。1位のウトニを食って一気に王者田中恒成（畑中）挑戦を目指す。

　田中はこの注目の一戦を畑中清詞会長とともに現地視察する。ちなみに田中が昨年のおおみそか、モイセス・フエンテス（メキシコ）を5回KOで破った防衛戦は海外でも高く評価されており、王者の観戦は大きな関心を及ぼすと思われる。 　主催はアコスタを擁するミゲール・コット・プロモーションズ。試合はPPV放映される予定。Photo/Miguel Cotto Promotions